「小さい木のイス」
を作ろう!
埼玉土建技能士会
体験キット内容
(送られてきたもの)
- ・くぎ
- ・赤①シールのついた木材 4つ
- ・黄②シールのついた木材 2つ
- ・緑③シールのついた木材 2つ
- ・青④シールのついた木材 4つ
- ・白⑤シールのついた木材 1つ
- ※各木材には、くぎを打つ位置にくぎ穴または印があります
おうちで用意するもの
えんぴつ
定規(じょうぎ)
かなづち
ペンチ(打ちまちがえで曲がったくぎをぬく時に使う)
製作手順
必ずお父さんやお母さん、大人と一緒につくりましょう。
届いた体験キットの中の材料を確認しましょう。色の番号シールのついた木材とくぎがありますか?かなづちはおうちで用意してくださいね。
赤①シールのついた木材を使って中心の四角い枠をつくります。くぎを打つ位置にくぎをさして、かなづちでたたいて、つないでいきます。かなづちでけがをしないように気をつけてね。
前足をつけていきます。黄②シールの木材で線がついているところと四角に組んだはじの部分にそろうようにおさえて、くぎを打っていきます。反対側も同じように取りつけましょう。
緑③シールのついた木材、これが後ろ足になります。前足との高さをそろえるため、えんぴつで取りつける位置の線を引きます。
緑③シールのついた木材を付けていきます。この時、えんぴつで線を引いたところに合わせて黄②シールの木材と水平になるように高さをそろえて、くぎを打っていきます。高さがちがうと、ガタガタしてしまいます。注意しましょう。
腰かける部分をつけていきます。青④シールの木材を前側からつけていきます。はみ出し部分が左右とも2.5㎝になるように定規を使ってはかり、取りつけましょう。
1個目と2個目の間のすき間は白⑤シールの木材をあてると同じすきまで、きれいに並べてつくることができます。青④シールの短い木材が一番うしろになります。
最後に白⑤シールのついた木材を後ろ足の背中の部分に取りつけます。
完成です。
植物などを置く台としても使ってください。自分の好きな絵や色をぬってもいいですね。
技能士の職種紹介
「小さい木のイス」の作り方を教えてくれた技能士さんの仕事を知ろう!
建築大工けんちくだいく
主に木造住宅などの木造建築物の仕事をしている職人の方々は、いわゆる「大工さん」と呼ばれています。近年、構造物の加工は工場でのプレカットも増えていますが、現場での仕上げ調整などに手加工の技能は不可欠です。「建築大工職種」は、木造建築物の大工工事の施工に必要な技能・知識を対象としています。
参照:「技のとびら」(厚生労働省)<技能士の職種を探す>よりhttps://waza.mhlw.go.jp/shokushu/list/kenchikudaiku.html
厚生労働省のポータルサイト「技のとびら」では、技能についての様々な情報を提供しています。アクセスはこちら(https://waza.mhlw.go.jp/)
技能士さんから
「未来の匠たち」へ
埼玉土建技能士会はどんなことをしているの?
埼玉土建技能士会は、建築関係の仕事をしている1級技能士たちの集まりで、小中学校へ木工教室の先生として教えに行ったりしています。さらに技能検定試験の検定員をしたり、技能検定を受験する若い人たちへの指導をしています。また技能五輪、技能グランプリへの選手派遣や出場者へ指導などをおこなっています。
どんなお仕事をしているの?
大工さん、電気・水道工事さん、瓦(かわら)屋さん、板金加工屋さんなどお家や建物をつくる仕事をしている人たちです。
どんなひとがこの仕事に向いていますか?
楽しんでものを作ることが好きだったり、工作が好きな人なら大丈夫ですよ。
このお仕事をしていてうれしかったことはあり ますか?
個人的にはなりますが、私は大工なので、家が完成して、お引き渡しした時と数年たって自分の建てた家があったりすると、うれしいですね。
土建に関わるかも知れない未来の匠たちへひと言。
今回の体験をして、ものづくりに興味を持ってもらえたら、この先もいろいろなものを作ることに挑戦してみてください。
体験コース動画
安全のため必ず保護者の方が一緒に作業をしてください。
小さいお子様がかなづち、くぎなどを使う場合には、必ず保護者の方がサポートしてください。