「フラワー壁飾かべかざり」を
つくってお部屋に飾ろう!
埼玉県フラワー装飾技能士会

体験キット内容
(送られてきたもの)

  • ・(1)ベニバナ(黄色の花)2本
  • ・(2)リモニューム(黄色で長い花) 1束(3〜4本)
  • ・(3)アーティシャルフラワー グニューユーカリ 2本
  • ・(4)スターチース(紫色の花) 1本
  • ・(5)フラワーテープを巻いたワイヤー 6本
  • ・(6)和紙(淡い緑色の和紙) 2枚
  • ・(7)麻のひも (30㎝ 1本/50㎝ 1本)
  • ※写真と花の種類・本数が異なる場合があります。

おうちで用意するもの

ハサミ

製作手順

注意 けがを絶対しないように、気をつけて、ゆっくりやりましょう。
必ずお父さんやお母さん、大人と一緒につくりましょう。
※写真のお花は、新しいお花になります。

届いた体験キットの中の材料を確認しましょう。
ベニバナ(黄色い花)2本、リモニューム(黄色の長い花)1束(3~4本)、アーティシャルフラワーのグニューユーカリ2本、スターチース(紫色の花)1本、フラワーテープを巻いたワイヤー6本、和紙(淡い緑色)2枚、麻のひも30㎝と50㎝各1本。 ハサミはおうちで用意してくださいね。

初めに「ベニバナ」にワイヤーをかけます。 「ベニバナ」1本の根元(葉っぱの下)あたりを持ち、ワイヤーの4:6くらいの長さのところ(下を短く、上を長く)と一緒に持って、ワイヤーの長い方を一番根元に近い葉っぱ1枚に引っ掛け折り返します。葉のかかっている部分をしっかり持って、長い方のワイヤーで根元から下へ細かく巻き付けていきます。最後は2本のワイヤーが1つになるようにくるくると巻き付けて1本にしていきます。もう1本のベニバナも同じようにワイヤーをかけていきます。

次は、黄色い長い花の「リモニューム」にワイヤーをかけます。
小枝が3~4本あります。一番長いものを最初に持ち、茎の下をそろえながら両側に小枝を重ねていきます。
次に、まとめたものの茎の下から3cmくらいのところを持ち、ワイヤーの4:6くらいの長さのところ(下を短く、上を長く)を一緒に持って、ワイヤーの長い方を4回ほど上へまきつけ、そのまま今度は下へ反対方向に巻き付けます。このとき「リモニューム」の向きを変えると巻きやすくなります。 残りをねじりながら下に、巻き付けていき、最後は2本のワイヤーが1つになるようにくるくると巻き付けて1本にしていきます。

次に、「グニューユーカリ」にワイヤーをかけます。 「グニューユーカリ」1本の根元あたりを持ち、ワイヤーの4:6くらいの長さところ(下を短く、上を長く)を一緒に持って、ワイヤーの長い方を一番根元に近い葉っぱ1枚に引っ掛け折り返します。葉のかかっている部分をしっかり持って、長い方のワイヤーで根元から下へ細かく巻き付けていきます。最後は2本のワイヤーが1つになるようにくるくると巻き付けて1本にしていきます。もうひとつのユーカリも同じようにワイヤーをかけていきます。

最後、紫色の花「スターチース」にワイヤーをかけます。茎が折れやすいので注意してワイヤーを巻いていきます。 まず、ワイヤーを真ん中あたりのところでU字型にしっかり折ります。茎の下から3cmくらいのところにU字の部分がくるようそえしっかり持って、ワイヤーを下へ細かく巻き付けていきます。最後は2本のワイヤーが1つになるようにくるくると巻き付けて1本にしていきます。

次に、ワイヤーをかけた4つの花たちを1つにまとめます。 はじめに「リモニューム」を持ち、次に「ベニバナ」を右と左ひとつずつ重ねます。重ね方は、茎の下をそろうようにします。次に「スターチ―ス」を「ベニバナ」でかくれないように真ん中に重ねます。送られる「スターチース」の茎の長さがまちまちですので、長いものが入っていたら、「ベニバナ」より上に、短いものが入っていたら、少し下になるように重ねてみましょう。最後に「グニューユーカリ」を右と左にひとつずつになるように持ってください。 まとめたら下のワイヤーがバラバラとなっているので、上に曲げるなどしてととのえましょう。
30cmの麻ひもを用意し、ひもの7~8㎝のところから長い方を、ぐるぐるっと巻いてしばりましょう。

次に、淡い緑色の和紙で包んで仕上げていきます。
2枚の和紙をずらして重ねて、光沢のある方が表となるように包んでいきます。
和紙の中央に花をおき、着物を着せるように和紙を左、右とはじから中心にクロスするように重ねて包みましょう。

次に、50cmの麻ひもを用意します。
麻ひもをまく部分の和紙をしっかり内側に折り込んでから、ひもの15㎝のところから長い方を、和紙の上からぐるぐるっと巻いてしばりましょう。
ここはほどけてはいけませんから、2回しっかりと、きつく結びましょう。そして壁に取り付けるための輪を後ろがわに作ります。輪を作ってしっかり結んだら、余分な麻ひもはハサミで切りましょう。

完成。完成写真と見比べながら、お花がちゃんと見えるようにバランスを調節しましょう。

技能士の職種紹介

「フラワー壁飾り」の作り方を教えてくれた技能士さんの仕事を知ろう!

フラワー装飾ふらわーそうしょく

結婚式のブライダルブーケ、宴会場等の装飾花、葬式場の祭壇の装飾花等、フラワー装飾された装飾品には様々なものがあり、使われている材料も生花を中心に、ドライフラワーや各種容器、リボン等があります。「フラワー装飾職種」は、これらの生花等による花環、花束等の製作及び会場祭壇等の装飾に必要となる技能・知識を対象としています。

参照:「技のとびら」(厚生労働省)<技能士の職種を探す>よりhttps://waza.mhlw.go.jp/shokushu/list/flower.html
厚生労働省のポータルサイト「技のとびら」では、技能についての様々な情報を提供しています。アクセスはこちら(https://waza.mhlw.go.jp/

技能士さんから
「未来の匠たち」へ

埼玉県フラワー装飾技能士会 会長
伊香 恵子 さん

埼玉県フラワー装飾技能士会 顧問
立川 修子 さん

埼玉県フラワー装飾技能士会はどんなことをしているの?

技能検定という国家資格(3級・2級・1級)の受験を実施しています。また技能検定を受験する人たちへの技能講習会を実施しています。その他にも、「ものづくり体験教室」をひらいたりもしています。

どんなお仕事をしているの?

お花屋さん(ショップ販売)で、プレゼントやギフトを作っています。結婚式場やお葬式の会場の飾りつけを専門にしている人たちもいます。

どんなひとがこの仕事に向いていますか?

お花が好きな人、愛情をもって育てられる人が向いていると思います。

このお仕事をしていてうれしかったことはありますか?

やはり、感謝の気持ちを伝えてもらえる機会が多いので、笑顔で「ありがとう」という言葉をもらえることは、とてもうれしいですね。技能士会で教えた人がフラワー教室の先生となって育っていくこともうれしいですね。

フラワー装飾に関わるかも知れない未来の匠たちへひと言。

最初からうまくできる人はいないので、根気よく、どんどんチャレンジしてください。うれしい!楽しい!という気持ちは大切ですので、いろいろと好奇心をもってチャレンジしてください。お花に対する気持ちも大切ですが、私たちの周りはいろいろな植物にあふれています。植物へも関心をもってもらえると、お花もより好きになるかと思います。

体験コース動画

安全のため必ず保護者の方が一緒に作業をしてください。
小さいお子様がハサミなどを使う場合には、必ず保護者の方がサポートしてください。

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